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郵便切手「世界遺産シリーズ『富岡製糸場と絹産業遺産群』」6月発行 [記念切手]



特殊切手「世界遺産シリーズ〈第8集〉『富岡製糸場と絹産業遺産群』」
2015(平成27)年6月25日(木)に発行されます☆

「世界遺産シリーズ」として
過去にもシリーズ切手が発行されていて、
現在のシリーズは、2004(平成16)年以降に
新しく登録された日本の世界遺産を題材として、
2006(平成18)年以降第1集から第7集までが発行されています。

 stamp201506.jpg


発行する郵便切手のデザインについて


(1)、(2) 上州富岡製糸場之図(一曜斎國輝(いちようさいくにてる) 画 富岡市立美術博物館 蔵)
一曜斎國輝の錦絵「上州富岡製糸場之図」を切手デザインとしました。繰糸所の風景を描いた3枚組の錦絵です。

(3) 富岡製糸場工女勉強之図(朝孝(あさたか) 画 富岡市立美術博物館 蔵)
朝孝の錦絵「富岡製糸場工女勉強之図」を切手デザインとしました。富岡製糸場に集った少女たちの憧れであった「一等工女」の凛々しい立ち姿を描いた錦絵です。

(4) 富岡製糸場東置繭所(ひがしおきまゆじょ)
大量の繭を貯蔵するために使用された施設です。繭を乾燥させるため多数の窓を有しています。東置繭所とほぼ同じ形の西置繭所も富岡製糸場内に存在します。

(5) 富岡製糸場繰糸所(そうしじょ)
富岡製糸場の中心に位置する、繭から生糸をつくるための施設です。繰糸は手元を明るくする必要があったため、フランス製の大きなガラス窓で採光されています。

(6) 「富岡日記」口絵(府県名所図会(ふけんめいしょずえ))(群馬県立図書館 蔵)
富岡製糸場の初代伝習工女、和田英(わだえい)の手記で、当時の工女の実態を知ることができる貴重な資料です。1931(昭和6)年に古今書院から出版された「富岡日記」では、口絵に「府県名所図会」が使用されています。

(7) 田島弥平旧宅
1863(文久3)年に建築された、近代養蚕法「清涼育」の開発と、近代養蚕農家建築の原点となった建物です。

(8) 高山社跡
1884(明治17)年に組織された養蚕教育機関「養蚕改良高山社」の創始者・高山長五郎の生家で、養蚕法「清温育」の研究と生徒への指導を行っていた場所です。

(9) 荒船風穴
1905(明治38)年に地元の養蚕農家の庭屋静太郎により建設された蚕種貯蔵施設です。現在でも操業当時と変わらぬ冷風環境が維持されています。

(10) 富岡製糸場キーストーン
東置繭所のキーストーンです。キーストーンは石や煉瓦造りのアーチの最頂部に差し入れて全体を固定する楔型(くさびがた)の石のことです。富岡製糸場の創業年である「明治五年」の銘を刻んでいます。


(背景)上州富岡製糸場之図(長谷川竹葉(はせがわちくよう) 画 富岡市立美術博物館 蔵)
長谷川竹葉の錦絵「上州富岡製糸場之図」を切手シートの背景としました。富岡製糸場の俯瞰図(ふかんず)を描いた3枚組の錦絵です。


【販売場所】全国の郵便局等
(Webサイト内「切手SHOP」のほか郵便振替による通信販売)

*切手SHOPへの掲載は、2015(平成27)年6月11日(木)の予定

【申込期限】
2015(平成27)年7月27日(月)まで。
申込期限前であっても、販売状況により早期に締め切る場合も。



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